コモリよりタイロッケンコートのご紹介です。
コモリ定番のコットンギャバ タイロッケンコート ですが、春版と秋冬版の違いは
取り外し可能の裏地が付いているか付いてないかです。型も色も同じになります。
最近、コモリの認知が広まったことは嬉しいんですが、サイズの選び方が気になることが
たまにあります。サイズ3や4の問い合わせも以前より増えました。緩く着るというのが
抵抗なくできるようになった証拠でもありますが、どうやらそれだけではないようです。
SNSなどでの情報で「緩く着る=大きいサイズを着る」だけが先走ってるようです。
間違ってはないんですが、物によってもサイズ感は違いますし、生地によっても見え方は
変わります。そして、着方によっても合う合わないはあります。一概に大きいサイズを
着れば良い訳ではないのでその辺りは通販などでお買い物をする際には気をつけて下さい。
よく見たら生地の余り方や着丈の長さなんかでサイズ3との違いは分かりますが。
こういうトラッドなスーツスタイルに着るには個人的にはサイズ2がいいなと思ってます。
もちろん、サイズ3を着てあえてこういうトラッドなスタイルに遊びを入れるのも結構です。
タイロッケンコートは2014年春に初めてリリースされコットンギャバ は2015年春に
初めて製品化されました。当初は春シーズンにしかなかったんですが、2017年秋冬から
秋冬版もリリースされるようになりました。この時はベージュというよりグリーンでした。
そして2019年より今の生地に変わりました。4回目の生地変更ですね。
型でいうと初期のモデルは今よりも着丈が10cmくらい短いですし、身幅に関しては
数値関係なくかなり大きくなりました。下手すると1サイズ以上の違いがあります。
たまに私物の最初のタイロッケンコートのサイズ2を着るともはや別物でこれはこれで
新鮮な気分で着れます。この頃はまだサイズ3の概念すらなかった頃ですね。
そんな昔の話ではないのであれですが、歴史を紐解いていくと面白いものです。
これはサイズ3を着用してます。2019年秋冬にBLOGに掲載した写真です。
今シーズンと同じようにタイドアップしてセットアップ着てますが、
こっちはワークウエアをベースにしたセットアップなのでニュアンスが異なりますね。
ワークウエアをベースにしつつもウールの生地を採用したりと遊びのあるスーツなので
個人的にはサイズ3の方が好みでした。結局は着る人の気分や好みになってしまいますが、
着方や着るシーンによってサイズを選ぶことも必要かと思います。
そもそもKHONOROGICAのセットアップもここまでカッチリ着る方はそう多くないとは
思いますが、こういう着方しても十分に格好いいです。久しぶりにドレスシューズを
穿きましたが、合わせてみるとかなりクラシックですね。大量生産されたスーツよりも
こういうセットアップを購入した方が着る幅が広くて気兼ねなく着れます。
後ろ姿、横の姿だとジャケットが見えないのでパンツのスタイリング写真ぽくになります。
ドレスシューズでなくともクラークスのデザートブーツでもいいし、スニーカーでも
いいと思います。柄の小さいタータンチェックは使いやすい柄の一つです。
特にこういうコットンギャバのベージュのコートとの相性は最高と言っていいでしょう。
秋冬はやっぱりブリテッシュトラッドというのはスタイリングの中では欠かせません。
そうなるとコットンギャバのタイロッケンコートもその雰囲気を十分に出せるコートです。
2,3年に1回はコットンギャバの生地の色や風合いを変えてきてるこのコート。
この生地も今回で5シーズン目になるのでそろそろ変更の可能性も高いです。
ずっと気になってたけど、なんて思ってた方なんかは変更前に是非お試しください。
コモリ コットンギャバ タイロッケンコート
SIZE:1,2/COLOR:BEIGE/MATERIAL:COTTON/PRICE:129,800YEN