コモリよりコーデュロイスーツのご紹介です。
やや太めの畝のコーデュロイを使用したスーツです。コットン100％とは思えない
柔らかでふっくらした生地になります。色目はブラウンですが、光加減で濃く見えたり
明るく見えたりとコーデュロイならではです。
昨年秋冬、突然姿を現した芯地入りのコモリのスーツ。コモリのラインナップの中では
異質なアイテムではありますが、小森さん自身、冬の休日にスーツ着てカフェ行ったり
散歩したりしてみたい願望のようなものから作られたと聞いています。おそらく、
元々スーツをきちんと着てなかった方々によくある「スーツへの憧れ」のような
ものだと僕自身は感じました。なんだかんだで、男性はスーツをカッコ良く着たいです。
イタリアっぽく、イギリスっぽく、アメリカっぽく、はたまたフランスっぽく・・・
日本のスーツと言うと大きく分類するとこんな感じですが、既製品でいうと最初の3つが
多いかと思います。日本でウケがいいのはイタリア要素が入ったものでしょうか。
オーダースーツとなるとイギリス、趣向性が高い方はフランスといったイメージです。
コモリのスーツはそれらを意識せずに作ったと聞いていますが、僕が感じるのは
イタリアのフィレンツェっぽさも感じますし、イギリスの硬さも感じますし、
それらが合わさることでフランスっぽくも感じます。あくまでも僕の見解です(苦笑)
商品の段階では、ジャケットの袖ボタンは最初から付いています。
パンツは補正が必要です。裾の仕様はお好みで。コモリのスーツのパンツは裾が太いので
シングルが一般的だと思います。僕自身も昨年はシングルに仕上げました。
ただ、このコーデュロイは気分的にダブルにしてみたかったのでダブルにしました。
僕は身長的にダブル幅はいつも4.5cmにするんですが、今回は生地の厚み、太さから
4.0cm幅にしています。まあ、なんとなくの気分です。
パンツは1タックです。定番でやってる2タックパンツよりも腰回りはコンパクトです。
普通なら膝から裾にかけてテーパードかけてスッキリしたシルエットにしますが、
ストレートなのですそ幅は結構太いです。そのため好みはあると思いますが、いつもより
やや長めにした方がいいです。僕はクッションが入るか入らないかくらいにしてます。
もう少し長くしても全然変ではありません。そのあたりの微妙な差は好みです。
パンツはこんな感じです。コモリでは他にないシルエットです。
僕自身、肩幅が異常に広いのでサイズ3を着用していますが、実際にはサイズ2でも
上下ともに全然入ります。肩が少し張っちゃうのでサイズ3にしてるんですが、
LOOKなどで着用しているサンプルサイズはサイズ2です。コモリのコレクションの中で
唯一サンプルサイズがサイズ2です。できる限りジャストにきちんと着て欲しいという
小森さんの思いからそのようなサイズバランスにしていると思います。
19AW COMOLI LOOKより
生地違いですが、これはサンプルサイズ2です。他の着用アイテムのサイズは基本3です。
というのもあって買い付け自体はサイズ1,2にしています。サイズ3になるとラペルの幅が
かなり広くなるのでクセがすごい事になります。肩幅も同様です。
芯地が肩に入ってるのでかなり強調されます。なので大きめに着る事はお勧めしません。
ちなみにこのネイビーフランネルのスーツは昨年のものと今年のものは全く同じです。
trunkではサイズ2のみ残っています。
着方は僕みたいにタイドアップしても良いですし、シンプルにニットと合わせても
良いですし、靴もどれシューズでも良いし、ブーツでもいいし、デザートブーツなんかも
ウェス・アンダーソン監督みたいでカッコいいですね。着方は自由です。
コモリ コーデュロイスーツ
SIZE:1,2/COLOR:BROWN/MATERIAL:COTTON/PRICE:130,000YEN+TAX
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