trunk: 11月 2015

11.30.2015

LILY1ST VINTAGE 1970's-80's Scottish Geelong Lambswool Knit IN STOCK

LILY1ST VINTAGEよりレディースニットのご紹介です。

1970's-80's Scottish Geelong Lambswool Knit/ 11,000YEN+TAX

イギリスの老舗百貨店Simpson Piccadillyがスコットランドの老舗ニットファクトリー
であるグレンマックに別注で作ってもらったモノだと思われます。

グレンマックは創業200年を超える老舗ニットファクトリーです。
ほとんどのアイテムでスーパージーロンラムズウール、カシミアを使用します。
今となってはシャネルグループの一員であるためシャネルの製品を作ったりしてます。
フランスとの取引の多いファクトリーでもあります。

まずは、色。綺麗な色です。暗すぎず明るすぎずのいい塩梅の色です。
グレンマックの色の出し方は非常に上手いです。綺麗な発色のモノが多いです。
僕もメンズで昔ピンクを購入したことがあります。他にはない発色です。

女性らしい深めのVネックも首元の華奢さを演出しますし、アクセサリー映えもします。

袖は絞られています。

肩は落ちるようにデザインされています。

シャツを中に着てももちろんいいです。

KICS DOCUMENT. COTTON OX BASIC SHIRT/ 17,000YEN+TAX

深いブルーに合わせると艶っぽさが出ますね。エレガントです。

m's braque 3B HOOK BUTTON JK/ 61,000YEN+TAX

トラッドな着こなしかもしれませんが、ハウンドトゥースのジャケットにも。
グレーとの相性もいいですし、柄がネイビーなので非常にグッドバランスです。

m's braque SIDE-SEEMLESS 2B JK/ 72,000YEN+TAX

明るめのグレーとの相性もいいですよ。

スカートを持ってきてもスラックスでも。デニムでカジュアルに

合わせてもいいですね。

m's braque S1B NO LINING CHESTER COAT/ 55,200YEN+TAX(OUTLET)

ヴィンテージアイテムなので1点モノなので気になる方はお早めに。

11.24.2015

LILY1ST VINTAGE Military Pants NOW IN STOCK

LILY1ST VINTAGEより入荷したミリタリーパンツをまとめてご紹介。

左から順番に
・1950-60's US Military M-51 Wool Pants/11,000YEN+TAX
・1970's US Military Baker Pants/ 7,000YEN+TAX
・1970's Dead Stock French Military M-64 Pants/ 11,000YEN+TAX
・1970's Dead Stock French Military M-47 Pants/ 13,000YEN+TAX

サイズなどを簡単にご紹介。

M-51のウールパンツ。ベースは一緒ですが、サイドポケット、裾のドローコードは
ついていません。フィールドパンツではないからだと思います。
サイズはレングスがショート、ウエストはミディアムです。サイドアジャスターで
5cmちょっとは調整可能です。

サスペンダーボタンが1つ欠けていたので別のヴィンテージボタンを付けています。

そして、次はベイカーパンツ。

かなりフェード感があって綺麗なグリーンといった感じです。
trunkではもはや定番的にUK Militaryのベイカーパンツは展開していますが、
全く別物と言っていいくらい雰囲気が違います。
こちらの方が断然カジュアル感が強いです。このパンツをベースにした
カジュアルパンツの方が現代服では多いかもしれませんね。

ウエストは78cm前後です。

そして、次はFrench Military M-64です。

M-64はF2パンツの原型と言われています。なので、テーパードの効いた
シルエットになります。お尻のポケットもないですね。
こちらはデッドストックで2本ご用意できます。

サイズは

ウエスト84cmのXCとCです。結構短めとやや短めといったところでしょうか。
股上が深めなのでハイウエストで穿かなければ普通くらいの長さかと思います。

そして、

French Military M-47パンツです。これは後期モデルのデッドストックです。

サイズは31です。ウエスト80cm、レングス78cmです。
サイズ表記が面白いですよね、11、21、31、13、23、33、15、25、35とあるんですが、
1の位がウエストサイズを表してて10の位がレングスサイズを表しています。

M-47といえば、裾のこのデザイン。生地はヘリンボーン。
シルエットは腰回りはスッキリしつつももも〜裾は太いというのが特徴的ですね。
様々なデザイナーがこれをベースにモノ作りをしています。

それぞれ1点モノなのでお早めに・・・

11.22.2015

LILY1ST VINTAGE 1960-70's French Wool Tweed Coat NOW IN STOCK

LILY1ST VINTAGEよりクラシカルな生地のコートのご紹介です。

1960-70's French Wool Tweed Coat/ 60,000YEN+TAX

無茶苦茶格好いい生地です。ヘリンボーン織りにダブルのペーン柄です。
個人的にもかなり好みの雰囲気です。ゆるいラインのバルカラーコートです。
やはり、ヨーロッパの昔の生地は今にはない良さがあります。

好みの問題かもしれませんが、しっかり織られた重みのある生地が多いですね。
僕はこの少し重みのある生地が好きです。最近の軽くて薄いウールの生地は
好みではありません。メルトン、ツイードならなおさらです。

いや〜、本当に素敵な生地です。

少し大きく着る感じが今っぽさを感じます。
このゆるさがあるからこその雰囲気でもあります。独特の世界観がありますね。

スーツの上から着てももちろんいいですが、シンプルにタートルネック、デニムで
合わせたいです。スカーフなんかも巻きたいな、なんて思います。

ぜひ、店頭で袖を通してみて下さい。

11.21.2015

LILY1ST VINTAGE 1960's Pierre Cardin Bespoke Chesterfield Coat for Barney’s NOW IN STOCK

LILY1ST VINTAGEより貴重なヴィンテージコートのご紹介です。

1960's Pierre Cardin Bespoke Chesterfield Coat for Barney’s/ 70,000YEN+TAX

1960年代のバーニーズ別注ピエール・カルダン製ビスポークコートです。
ピエール・カルダンはあまり馴染みのないブランドだと思います。
僕も馴染みはありません。特に90年代以降は日本ではライセンスものになってます。
60年代では日本では高級ブランドとして百貨店で取り扱われ人気だったようです。

クリスチャン・ディオールの立ち上げに参加したのちに自身のブランドを立ち上げて
50年代にアバンギャルドなスタイルで一躍有名になったそうです。

上の写真のタグは今となっては貴重かもしれませんね。
PARIS-NEW YORKという表記が個人的に好きですね。
別注の表現の仕方が最近のモノよりも直接的でなくてなんか洒落てます。

このBLOGを見てこれを真似するブランドも少なくないかもしれませんね（苦笑）

左裏には従来のタグが付いています。

そして、バーニーズの当時のタグ。コレも貴重ですね。
60年代にバーニーズは創業者の息子の代に高級ブランドを取り扱うお店に
変貌しています。その時の紳士服の中心だったのが、ジバンシィ、ピエール・カルダン
だったんですね。そして、70年代にジョルジオ・アルマーニを初めてアメリカで
紹介したことにより世界から注目されるようになっていきます。

偉大な2つのブランド、お店の渾身の1着ということですね。

美しいですね。うっとりします。本当、素晴らしいです。
最近のチェスターコートでこれくらい長い着丈のモノはほとんどないですね。
現代服で着丈の長いコートはなかなか見つけれないので個人的に嬉しいです。

今の気分だと、シンプルにタートルネックのニットを着て
普通の色落ちしたデニムを合わせるなんかが、いいです。贅沢ですが（苦笑）
逆にこんなに貴重でこんなに高級なモノをカジュアルに合わせるのもヴィンテージの
楽しみ方の一つのようにも僕は思っています。

ボタンも品がいいですね。そして、全てのボタンには力ボタンが付いているので
丈夫です。いちいち手間かかっています。さずが、ビスポークメイドです。

袖は一つボタン。

何度も言いますが、このようなコートにはなかなか出会えることはありません。
すでに約50年年月を重ねていますが、これから先また年月を重ねることを
想像するだけで素敵だな〜と思います。こんな綺麗な状態であることも
もともとの所有者（おそらく富豪だと思います）が大事に着てこられたことも
想像できます。そんな洋服を受け継ぐということを考えるだけで鳥肌立ちます。

そんな素敵なコートです。

ぜひ、袖を通していただければと思います。