10.18.2022

COMOLI WOOL MILITARY COAT NOW IN STOCK

 コモリより新型コートのご紹介です。


以前紹介したフレンチワークジャケットに使用した生地はコートの裏地用に作られたと
説明しましたが、そのコートです。画像加工はほとんどしてないんですが、写真では
強めにコントラストが効いてるので色が強く出てますが、実際はここまで強くないです。

表の生地は実際にはもう少し青味があると思います。綺麗な色です。


とは言え、どう撮影してもこのくらいのコントラストが効いてるので遠くはないです。
肉感が程よくあるウールの生地に裏地としてコットンフランネルの生地を使用してるので
見た目だけではなく暖かさも保証できます。このコート、かなり暖かいと思います。
その分重さもあります。生地は柔らかいのでゴワつくことはありませんが。

この裏地は腰から下に付いていてそれ以外の部分はキュプラになっています。
僕が思うにキュプラの箇所は滑りがあった方が着用感がいいと判断したからだと思います。
実際にコットンフランネルが総裏だと引っかかって生地がゴワついたりヨレたりしやすいです。
それを避けるためだと思います。そして、あくまでも歩いてる時なんかにチラッと見える、
脱いだ時に見えるこの綺麗なコントラストを演出するのがメインの目的だと思います。


コモリとしては意外と珍しい外付けタイプのベルト仕様です。左側のループのところで
ズレない様にストラップで留められてます。外すことも可能です。
後ろで結んでいもいいですが、生地に厚みもあるので垂らしたままか腰ポケットに
入れるか、ベルト自体外すかがいいかと思います。この辺りは着る人の好みです。





U.S NAVALのコートを参考に作られたと聞いてますが、メルトンだとPコート、
薄手だったらシンプルなステンカラーコート、あとはデッキコートは把握してますが、
この手の生地でこの様なデザインの物は認識してないので様々な要素を組み合わせて
生まれたコートだと解釈してます。先に挙げた3種の組み合わせだと。

生地としてはPコートを、全体的デザインはステンカラーコートを、胸ポケットやベルト
といったディテールはデッキコートからなのかな?と。あくまでも個人の解釈です。

そして、このコートの「らしさ」はミリタリー感というよりもモード感というか
ラグジュアリー感を醸し出してるところだと思ってます。数年前だと「らしくない」と
思ったでしょうが、近年のコモリはこの辺りを意識してると感じてるので自然です。

今回はセットアップの撮影と一緒にしたのでこういうスタイリングの上から着てますが、
違和感ないと思います。もちろん、カジュアルに着て頂けるコートです。

写真上では左胸のポケットがあるかどうかも分からないレベルですが、
パッチポケットなので実際にはもう少し分かりやすいと思います。


コモリ ウール ミリタリーコート
SIZE:1,2,3/COLOR:NAVY/MATERIAL:WOOL/PRICE:132,000YEN