10.31.2013

ARGYLE KNIT

ニットの柄といえば、アーガイル柄を最初に思い浮かべる方も多いのでは?
そんなアーガイル柄のニットをCoohemらしく作られたニット。
ちょっと内容を掘り下げてご紹介致します。


アーガイル柄には諸説ありますがスコットランドのアーガイル地方の氏族であった
キャンベル家のタータンチェック柄からきているとも言われています。
もともとタータンチェックというのは日本で言う家紋みたいなもので正直、
覚えることが不可能なくらいのタータンチェックが存在します。

ただ、通常のタータンチェックはスクウェア型ですが、アーガイルチェックは
ダイアモンド型なのでひときわ目立ちます。
アーガイルはアイテムとして使用されることも多いですがパンクロックのシーンでも
着用されていたこともあるので、非常に幅広いスタイルに使えます。





そんなアーガイル柄をコーヘンが作るとこうなります。
一見、普通に見えるかも知れませんが手の込んだ仕様になっています。



分かりますでしょうか?格子の線に使用されている糸が違うのが。
太めに編まれてはいますが透けてませんよね?タグの辺りを見て頂ければ
お分かりいただけると思いますが簡単に言うと一枚の生地の上に編まれているような
感じです。実際にはそういう作りではございませんがイメージとして。
実際に見て触って着て頂けると理解して頂けるかと思います。

Coohemのブランド名の由来は以前にもお伝えしていますがニット業界用語の「交編」
からきています。「交編」とはいくつもの素材を使い織物のようなテキスタイルを
ニットの組織で作る技術であって、異なる色や素材を組み合わせることにより新しい
素材の表情を生み出します。この作りもいわゆる交編なのです。




こちらクルーネックの開きがやや大きめなのでカット&ソーの上から着るとスッキリ
して見えますのでトラッド特有の野暮ったさがありません。また、シャツを合わせて
ボウタイをしても首回りの切り返し、裾部分の絞りナシ、袖部分のワンポイントなど
により懐古的な見え方にならず今風のプレップな感じのスタイルが出来ます。



そして、実は背中はこうなっております。無色のアーガイル柄です。
一般的なアーガイルニットは前身頃だけのモノが多いです。
コレは贅沢にも背中まで。ただ、全く同じ柄だとうるさくもなりますし、
前後で変えることで変化にもなるのがおもしろいです。
ハイゲージのアーガイルニットというものは非常に多いですがこのような
ゲージでここまで手の込んだモノはなかなかないのではないでしょうか?

ぜひ、店頭でお試しになって下さい。モノは袖を通して初めて洋服になります。


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