オネットよりジャケットのご紹介です。
Yarn Dyedとは先染め、糸の段階から染める事を言います。
ここ数年では、後染めや製品染めが目立ちますが、それぞれにメリットデメリットが
あります。先染めのメリットは1本1本の糸がちゃんと染まるので色落ちしにくい、
面としての見え方が綺麗です。上品な印象になります。
デメリットはコストが高い事です。後染めよりも染料を多く必要とし、時間もかかります。
まずはブラック。非常にオーセンティックで使い勝手が良いと思います。
167cm女性が着て写真のような見た目になります。
男性だと普段、SやMサイズを着用される方なら問題なく着用できます。
自宅で普通に洗濯をすると結構縮みますのでご注意ください。
もみ洗いやクリーニングに出されると縮みは多少気にしなくて良いと思います。
袖には裏地も付いてたりするので、基本的にはクリーンな感じで着て欲しい意図を
感じますが、着方はそれぞれ自由に来ていただいて良いと思います。
オネットは畳まれて納品されてくるので畳ジワがきつく入っている場合があります。
今回がそれで、軽くスチーマーを当てています。
リネンはもともとシワが入りやすいのでシワの好き嫌いがあると思いますが、
お好みのシワ加減で着用してください。
そして、トープ。オネットの好きなポイントとして「色」があります。
この色は正しくそれで非常に良い色です。独特なんですよね。
写真は店頭に並べている未洗の状態。
そして、これが洗濯機で洗って軽くスチームを当てて1日着用した後の状態です。
生地は少しだけクタっとしましたが、まだまだハリはあります。
無茶苦茶縮んだわけではありませんが、パッと見で縮んだと事は分かります。
参考になれば幸いです。