もちろん、高額のものでしたらそれなりに有名ブランド店に行くと出会えます。
歴史あるブランドには歴史ある繋がりがあるために最高級の素材を手に入れることが
できます。そして、歴史ある技術をもって製品を生み出すので高額なのです。
革製品に関しては顕著にこれが当てはまります。高額のモノには理由があります。
ただ、そこまでお金は出せない、もっとシンプルでクオリティ高いモノがいいと
思う方も少なくないと思います。ただ、なかなかないもんなんです。
しかも、ユニセックスで男性女性どちらが使っても違和感のないバッグは特に。
前置きが長くなってしまいましたが、もうお分かりだと思いますが、そんなバッグが
あるんです。まだブランドとして生まれて1年ちょっとのブランドが。
Ense(アンサ)です。以前にもご紹介してますが、今回はトートバッグに焦点を当てて
掘り下げてご紹介したいと思います。私自身も半年使用してますので体験談として
書かせて頂きます。
まずは全体感ですね。ちょっとだけ風変わりなデザイン。でも、シンプル。
そんな印象のバッグです。カウハイドを使用してますのでしっかりしています。
ただ、弾力がありますのでガッチガッチではございません。
風合いを出すためにわざと革に色止めを施しておりませんので、使い込めば風合いの
変化を楽しんで頂けます。デメリットとしては色抜けなどをこすったりすると
起こることもあるので色抜けが落ち着くまでは気をつけてお使いいただきたいです。
私の経験上、気付かなかっただけなのか、色移りなどはありませんでした。
革製品用の防水スプレーなどをふりかけるだけでも色移りは軽減されます。
しかし、写真を見て少し珍しいと思いませんか?カタチがキレイなんです。
よくあるのは、この手のトートバッグはハンドルが垂れます。軽さを出しすぎて
全体的にくったりするモノが多いですね。これだけでもポイント高いです。
個人的に感じているのはサイドにくぼみを入れることで重心のかかり方が違うのでは
ないかと。デザインにもなって機能的にも活かされていると思います。
また、後ほど説明する底面の作りも関係しているかと思います。
あくまでも、これは個人的見解です・・・
そして、もうお気づきかも知れませんがハンドルの付け方もあまり見かけない仕様に
なっています。縦付けされていますね。この付け方でハンドルが寝ないんです。
そして、この付け方によりハンドルがねじれることなく重なるので持ちやすく、
肩にもかけやすいんです。接続部分が華奢なんじゃないか?と気にされる方も
いらっしゃいますが、今のところ私は問題ありません。壊れていません。
そして、底面。お分かりでしょうか?まわりの革がだいぶ多めに余裕を持たせて
たぷっとしていますね。これには理由が二つあります。ひとつは先ほどお話ししていた
倒れない話。要は、土台がしっかりするんです。置いた時にはたるむんです。
そして、ふたつめは荷物を持った時に荷物の重みで底抜けするのを隠す役割を
果たしています。尾錠が付いている部分が底なんですが、重量のある荷物を入れると
底面が盛りだします。ですが、両サイドにたるみがあることで見た目的に隠すんです。
中はポーランド産のリネンを使用しております。両サイドにポケットがふたつ。
シンプルな作りになっております。
見た目のシンプルさからは想像出来ないくらいのアイデア満載のトートバッグです。
なかなか出会ったことないです。見た目だけ、素材だけ・・・というバッグには
たくさん出会ってきましたが、ほんとにバランスがいいバッグです。
NICE TOTE BAG(気の利いたトートバッグ)、ココにありました。
ぜひ、店頭で触って見て持ってみて下さい。
Ense TOTE-L
size:H420 W540 D185/ material:steer leather/ color:black,dark brown/ price:52,500yen(in tax)
dark brownが追加入荷しました。
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