コモリよりウールシルクのセットアップのご紹介です。
ちょうど今からの時期から着れる小森さんらしい生地セレクションです。
型は20SSのダンガリー生地のセットアップと同じで緩く作られたシルエットです。
正攻法で行くならこの生地は定番のウールセットアップの型で作るかもしれませんが、
それはそれでいい仕上がりになるでしょうが、このワークテイストの型でこのような
生地を使うというところが個人的に惹かれました。ウールメルトンなんかでは色々と
ありますが、実際に見ていただければ分かりますが、コレは雰囲気全然違います。
クタッとしてますが品があります。一見相反するような要素を合わせるというのは
小森さんのモノづくりの特徴の一つなんじゃないかと思っています。
着方は本来ならカシミヤのニットの上からとかTシャツの上からとかリラックスカジュアルな
着方が王道だともいますが、そのようなスタイルやルックは様々なところで観れると
思いますので僕のお店では僕なりのいつも通りの着方で撮影しています。
こんな着方もいいと思います。パンツには裏地がちゃんと付いているので気温が
下がっても全然着ていただけますし、肌当たりもいいです。
まずはチャコールから。今回の生地は毛羽感が多少あるので遠目で見ると両色とも
同じ感じに見えることもあります。白っぽい色の糸がそうさせてるのかと。
いつも通りサイズ3を着用しています。サイズ2でも問題なく着れます。
そして、こちらはネイビー。明るいところでこうやって見比べると違いが分かりますね。
どっちも捨て難いくらい着まわしも効くしボロボロになるまで着倒せます。
ジャケットに関してはとにかく軽いのでそれもこの服の魅力の一つだと思います。
パンツのシルエットが分かり易いようにパンツだけ。緩い作りなんですが、履いてみると
上品な感じになります。スタイリング次第で裾は折り曲げずに穿いていただいて
いいと思います。好き嫌いはあると思いますが、紐のタイプは楽チンです(笑)
ここ数年の日本には昔のような四季はなくなり夏と冬が長く春と秋はどこなのか
分かり難いような感じになりました。今後もきっとコレが続くと思います。
そんな中7年前に僕は小森さんと出会い、そんな日本の季節に合う生地や服を作りたいと
聞き、実際に僕自身も着てきました。全ての服がそんな思いで作られている訳では
ないと思いますが、この服はそんな思いで作られています。心地よく無理なく季節感が
あります。真冬には厳しいかもしれませんが、また晩冬や初春に着れます。
目立った特徴のある服ではないかもしれませんが、間違いなくいい服です。
この他、多数のブランドの新作が入荷してきてます。
すでに完売、サイズ欠けも出てきています。僕個人的にも今シーズンはかなり良い物に
出会えました。柄物のジャケットは今までで一番多く買い付けました。
気分的にアウターよりもジャケット、セットアップを豊富に買い付けました。
もともと生産数が少ないものなので柄物は余計に希少で貴重です。
それらも合わせて店頭でご覧下さい。
SIZE:1,2,3/COLOR:NAVY,CHARCOAL/MATERIAL:WOOL,SILK/PRICE:58,000YEN+TAX
コモリ ウールシルクドローストリングパンツ
SIZE:1,2,3/COLOR:NAVY,CHARCOAL/MATERIAL:WOOL,SILK/PRICE:38,000YEN+TAX