7月に入荷していましたが、さすがに季節外れだったので2か月間寝かせてました。
リーバイス505のリメイクは先に紹介していますが、リメイクシリーズには他にも
ありまして、フランス軍の1940~50'sのモーターサイクルコートをベースにしています。
リーバイスはユーズドをリメイクでしたが、こちらはデッドストックをリメイク。
これが、贅沢というか、勿体無いというか(苦笑)
というのも、この年代のデッドストックは当たり前ですが年々希少になっています。
生地はガッシリしたコットンキャンバス。テントにも使えるくらいの生地です。
特にデッドストックの生地なので初めのうちは固く重いです。
着込んで洗ってを繰り返して馴染ませていくといい感じになると思います。
ベルトでキュッと縛って着るとエレガントですね。バックルにはFRANCEの刻印が。
色味はオリーブよりのODです。もう1点ありますが、そちらはブラウンがかったODです。
少し年代によって色のバラツキがあります。ブラウンがかったというのはいわゆる
ヨーロッパらしいカーキというと分かりやすいかもしれませんね。
ところで、何をリメイク?どこをリメイク?と思われると思いますが、
基本的にはダーツを前身頃、後ろ身頃に入れてるくらいです。
もともとミリタリーウエアというのはサイズ感が大きいです。男性にとっても
なかなか大きいです。今はオーバーサイズで着たりミリタリーウエアを女性が着るのが
普通になってきているのでサイズ感を大きく変えるのではなくダーツを入れるだけで
フェミニンさを加え無骨さが消えない程度のバランスにしています。
もともとのDESSIN de MODEのモノづくりの概念というか「らしい」リメイクです。
個人的にフレンチミリタリーウエアはどこか繊細というか女性的と感じていたので
このリメイクはすんなりと受け入れれました。華奢な丸ボタンなんかもこうやって見ると
女性用に付け替えたようにも見えるくらい自然です。グラマラスな襟も同様です。
後ろにもしっかりダーツを入れています。
女性が着るといい感じのオーバーサイズ感でありながら華奢さを強調されます。
生地が固かったり重かったりするのでこういう雰囲気の服が好きだったり経年変化する
服が好きな方以外には少々抵抗のある服かもしれません。
もともと男性用の軍服を女性が着たくても大きすぎてトップスの場合ほとんどが
ミリタリーデザインの現行服だったと思います。オーバーサイズで着ることが
当たり前となっている今でもさすがに大きすぎるモノが多いですが、
それを上手いバランスでリメイクしたものがこのコートだと思います。
長い着丈もいじらずに太いアームホールもいじらずに。
その長さ、太さ、大きさがあるからこそ逆にフェミニンさが生まれ、大きいからこそ、
ドレープが生まれ、細さ、華奢さが目立つんだと思います。
逆に男性でも着れるんですが、ダーツが女性らしさを醸し出しているので基本的には
オススメはしてません。ただ、女性が男性のモノを着ることだけがジェンダーレスでは
ないので男性が女性のモノを着たいと思えば着てもいいですし、雰囲気的に似合ってれば
僕もオススメします。もともと男性服ですしね。
ちなみに写真の40年代の同じくフランス軍のモーターサイクルコート(ジャケット)は
ユーズドなのでなんとなく生地の変化というのはお店では見て触ってみてもらえます。
いい感じに生地が痩せて色も褪せている感じがなんとも言えない風合いです。
DESSIN de MODE 1940-50's フレンチミリタリーモーターサイクルコート(リメイク)
SIZE:F/ COLOR:OLIVE/ MATERIAL:COTTON/ PRICE:39,000YEN+TAX
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