COMOLIより第二弾デリバリーがありました。
その中からまず残りわずかのアイテムからご紹介します。
COMOLI 2017AW LOOKより
COMOLIとしては非常に珍しい大柄物になります。
ただ絶妙な色、柄バランスなので落ち着いた印象で品がいいです。
展示会で最初見た時、僕はヨーロッパの服に見えました。日本の服じゃないと。
これは日本がいい、悪い、ヨーロッパがいい悪いという話ではなくて雰囲気というか
醸し出すものが日本の服、ヨーロッパの服にはあるのでその感覚での話です。
そのことを小森さんに伝えたら生地がインポートの物でした。ヨーロッパには世界的に
有名な生地屋がたくさんあります。そんな中時折テキスタイルデザイナーの名前が前に
出ることもあるんですが、この生地はリカルド・ブルーニ氏による物です。
このリカルド・ブルーニ氏が手がける生地は風合い、絶妙な色出しが大きな特徴で
メゾンブランドでもよく使用されるほどです。小森さん自身が「いいな」と思った生地が
彼が手がけた生地だったこともしばしばあったようで今回もヨーロッパの生地展で見て
「やっぱり彼の作品が好きなんだな」と改めて思ったそうです。
生地の値段はやはりそれなりにするので商品の値段も上がってしまうのでそんなに
たくさん使用できるわけではないので今回はこの生地だけをセットアップで作りました。
配色、柄の大きさがとにかく絶妙です。単純にすごくいい生地です。
ウールラミーという生地感もこの日本の晩夏、初秋の時期には最適ですね。
初冬くらいまではインナー次第で着ていただけるはずです。僕は着ます。
僕自身、クラシックスーツも好きで生地の背景まで遡るのが好きなのでこのような生地が
大好きです。リカルド・ブルーニ氏はLyriaという生地メーカーに所属していますが、
LyriaはCerruti傘下と聞いて納得しました。Cerrutiはスーツの生地を中心に高級生地を
提供するイタリアを代表する生地屋なんです。
Zegna、Loro Piana、Canonicoなどの生地よりもCerrutiの生地は遊びがあったり、
アバンギャルドさなんかもあったりします。そんなCerruti社が惚れ込んでリカルド氏を
引き抜いてLyriaを立ち上げている背景からもココの生地には魅かれるものがあります。
肩は少し広めなので体型によってはドロップすると思います。
作務衣タイプのジャケットなのでアームも広めなので袖を軽くまくって着てもいいです。
本当、いい生地です。
ラミーとは麻の一種で強度が天然繊維の中で1番と言われています。リネンよりも
光沢があり毛羽があるのも特徴です。そのため少しだけチクチクすることもあります。
ウールとラミーの混紡により秋冬らしい毛羽感のある生地でありながらラミー特有の
通気性、吸水性の高さによりまだ暑い時期から着れるということです。
日本の気候のことを考えて作られた生地ではないですが、非常にマッチする生地です。
すでにパンツは完売、ジャケットはサイズ2のみの在庫になっています。
まったく同じ生地というのは今後間違いなく手に入らないのでちょっと特別感のある
洋服かもしれません。
COMOLI ウールラミー チェックジャケット
SIZE:1,2,3/ MATERIAL:WOOL,RAMIE/ COLOR:KOALA/ PRICE:48,000YEN+TAX
MADE IN JAPAN
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