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先シーズン新作として買い付けましたがすぐに完売してしまったモデルです。
「new standard loafer」というモデル名からも分かるように新しい定番モデルです。
今までの定番モデルの「slouchy」とはデザインも木型もフィッティングも違います。
マッケイグッド製法になります。マッケイグッド製法とはブラックラピド製法とも
言います。マッケイグッド製法の方が日本での呼び名です。
簡単に説明しますと、マッケイ製法とグッドイヤー製法のいいとこ取りの製法です。
アッパーと中底をマッケイ縫いした後にアウトソールを出し縫いします。
一見、グッドイヤー製法の靴の見え方と同じなんですが、微妙なところで違います。
2度縫いではありますが、グッドイヤー製法よりも簡略化できるため、早くできます。
諸説によると、早くできる=rapidからブラックラピド製法と呼ばれているそうです。
甲は低めで薄いです。その分タイトフィッティングになります。
いい締め付け感があります。ローファーには必要なことです。
どことなくJ.M. WESTONのフィッテイングに似ている感じがします。
そして、キップレザー(子牛の革)を使用しているのできめ細やかな見え方も上品です。
個人的にこの靴の一押しポイントはビブラムソールになります。
革靴のアッパーというのはしっかり鞣された革を使用しているため雨などに
濡れてもケアをきちんとすれば何も問題はありませんが、ソールの革はアッパーより
弱い傾向にあります。僕はローファーをかなり履く機会が多いんですが、
ラバーソールのローファーを所有しておらず、ずっと欲しかったんです。
パラブーツのランスもラバーソールですが、ソールがゴツくてカジュアルな
見え方が強いので、少し僕の思っているモノとは趣向が違います。
僕はもう少し良いバランスのモノを探していました。
すると、hender schemeが作ったんです。展示会で見たときは一番食いつきました。
履いた感じはレザーソールよりも高さがある感じが分かりますが、ぱっと見では
ビブラムソールだということは感じさせません。
シングルソールのモノよりは厚さはもちろんありますが、ゴツくないです。
クリームを塗っていくと深みのある色になりそうでいい感じです。
履くとこんな感じです。僕はネイビーにしました。J.M. WESTONでネイビーを過去に
サイズが合わずに手放したためネイビーが欲しかったんです。
僕で4サイズを履いています。
ちなみにhender schemeのtouchy super buckはこんな感じ。
実際に自分のヘビーユーザーですが、見た目も履き心地も何もかも違います。
そして、J.M. WESTONの180ローファー。
それぞれが違う表情を持っていて特徴があっていいと思います。
全て履いていますが、それぞれ良いです。どのモデルも好きですね。
このnew standard loaferは間違いなく新定番となりうるモデルだと思います。
全天候型のレザーシューズというのはやはり何足か持っておくと良いと思います。
そして、スタイリングも選ばずに様々なスタイルに対応できるかと思います。
hender scheme new standard loafer
COLOR:NAVY
MATERIAL:KIP LEATHER
SIZE:1,3,4
PRICE:48,000YEN+TAX
MADE IN JAPAN
hender scheme new standard loafer
COLOR:BROWN
MATERIAL:KIP LEATHER
SIZE:2
PRICE:48,000YEN+TAX
MADE IN JAPAN
1:22.5~23.0cm 2:23.5~24.0cm 3:24.5~25.0cm 4:25.5~26.0cm
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