エムズブラックよりシャツのご紹介です。
小ぶりのワイドスプレッド、少し広めの肩幅、程よい身幅、着丈短め、コンパーチブル
カフスといったところが特徴のシャツです。生地も独特でセルロース、コットン、レーヨン、
リネンの4者混になります。メッシュとまでは言いませんが、透け感があります。
繊細な生地に思えますが、意外とタフな生地です。個人的に経年変化が楽しみな生地です。
洗い晒しで着たいです。撮影時畳ジワをスチーマーでとってなくてすみません(苦笑)
エムズブラックのシャツ特有の作りでもあるヨークのシームと腕のシームが繋がってたり
コンパーチブルカフスにしてたりビスポークシャツに見られる仕様になってます。
ピボットスリーブも同様です。着心地が良いんですよね、エムズブラックのシャツって。
そして、このシャツは見ての通りかなり小さい襟が特徴的です。意外と同ブランドでは
珍しいんですよね。自然光で見ると優しいピンクといった印象ですが、店頭ではライトの
影響もあって少しオレンジよりの朱赤に見えたりします。
写真がうまく撮れず掲載してませんが、コンパーチブルカフスなのでカフリンクスを
つける事ができます。この辺りもビスポークシャツを作る方に多い趣向性高い仕様です。
僕で40サイズを着用してます。36サイズなんかは女性が着てもいいかもしれません。
どのブランドが良いとか悪いとかではなくtrunkで取り扱ってる他のシャツとは
全然違って見えます。着丈がスッキリしてて袖が細めというだけで大きく違って見えます。
たまにこういうスッキリしたシャツも着たいと僕自身が思ってたんです。
そして、色違いはネイビーです。深みあるネイビーですね。セルロースやレーヨンといった
再生繊維が入った生地なのでデリケートで取り扱いが難しい印象を持たれる方も
少なくないと思います。元々そのような繊維はドレスやワンピース、スカートなどに
使用されることが多いです。ドレープが美しく出るためですね。ただ、このシャツの場合は
リネンやコットンも混ぜていますし、生地の雰囲気的には洗い晒しで少しシワ感を
残して着る方が向いてるように個人的には思います。もちろん、クリーニングに出して
綺麗な状態を保って着ていただいても構いません。そこは好みの問題ですね。
以前にも書いたかもしれませんが、あくまでも僕個人の解釈なので実際は違うかも
知れませんが、エムズブラックのデザイナーの松下さんはビンテージ、アンティークが
お好きな方で様々な物をご覧にもなられ所有もされてます。「見る目」というのが
非常に高い方なんだと僕は思っています。僕らでは経年変化が読めないものなんかも
読めるんじゃないかと。また、すぐに駄目になるような生地は使わないんじゃないかと。
一見華奢に見えるけど実はタフ、「細マッチョな服」という言葉が合います。
予測ができる経年変化よりもギャンブル性はありますが、楽しめる服だと思います。
m's braque SHORT POINT COLLAR SHIRT
SIZE:36,38,40/ COLOR:PINK,NAVY/ MATERIAL:CELLULOSE,COTTON,RAYON,LINEN/ PRICE:31,900YEN
