コノロジカよりダブルタックパンツのご紹介です。
もう何度目のダブルタックパンツをブログに書いてるのかと振り返って見てみたら
実はこのギャバジン書いてませんでした(苦笑)よく妻がスタイリングで穿いてるので
それで掲載してると思っていたのかもしれません。申し訳ないです。
今まではベージュを買い付けてましたが、今回はカーキを買い付けました。
赤糸が結構見える角度だったり光の当たり方で見え方が変わる面白い生地です。
一般的なソラーロとは生地の組織的にも違うのでソラーロではないのですが、こんな
生地のパンツはイギリス軍のデッドストックで少し前に買い付けてました。
もともとソラーロ自体イギリス軍服が発祥とも言われてまして、表に出る経糸にカーキを
使って紫外線を反射させ、裏面に出る緯糸に赤を使い肌を守るためだと言われてます。
現代ではあまりカジュアルの服に使われることは少なく、どちらかというとスーツに
使われるウール生地にソラーロは多いように思えます。イタリアの生地に多いイメージです。
個人的には納得しますけど(苦笑)やはり少々派手めな生地ですし、色に奥行きが
出るので色気もあります。お国柄好きだろうなと思いまして。
ベージュよりも渋さがありますね。違った良さがこの色にはあります。
形というかシルエットに関しては安定感というか安心感があります。
トレンドがどうとか関係なくこのデザインは穿き続けますし、僕は買い付け続けると
思います。そもそも初めてダブルタックパンツのパンツ見た時も別にトレンドとか
関係なかったですし、やり過ぎたディテールやシルエットだと飽きも来ますが、
このくらいのシルエットは昔から珍しくないです。深いタックというのがこのパンツの
アイデンティティな訳でそれ自体クラシックの範疇だと考えています。
このパンツはモダンでありクラシックだと思います。モダンとクラシックは対義語では
ありますが、個人的には両者の要素がバランスがいいと共存すると考えてます。
手アイロンする程度でこの見え方です。結構な頻度で穿いてます。
ケアが楽というのも大きなポイントですね。たまたま撮影時に妻が穿いてたので
そのままのスタイリングで撮影してます。デニムのワークジャケットの写真は別日です。
こうやって見るとどっちが良いじゃなくてどっちも良いパンツですね。
KHONOROGICA GABARDINE DOUBLE TUCK PT
SIZE:3,4,5/MATERIAL:COTTON,POLYESTER/COLOR:KHAKI,BEIGE/PRICE:30,800YEN
