11.17.2017

LILY1ST VINTAGE 2017 AUTUMN/WINTER SELECTION NOW IN STOCK

LILY1ST VINTAGEより入荷の知らせです。

秋冬物というよりも通年モノを中心にピックアップしています。


1960年代のItalian Work Blousonですが、これはなかなか面白いアイテムです。
写真を見るとわかると思いますが、肩線を境に色の濃淡が違います。
もともとは後ろ身頃(左側)の色なんですが、前身頃はかなり色褪せています。



これ、おそらく日焼けによる色褪せだと考えられます。意図的になったものではなくて
偶然なったものだと思うとそれはそれでここまで綺麗に前後ろに分かれて日焼けしたのは
奇跡的です。様々な条件が整ったからこそできたものだと思います。

現行品が日焼けするとB品扱いになりますが、これは逆にこの偶然できた日焼けが一つの
トピックになっています。捉え方によっては日焼けの位置付けは変わるものです。
服飾評論家の落合氏は昔こんなことをおっしゃってたのを思い出します。

「革靴を店頭にずっと置いていると日焼けしてしまうが、個人的にはその感じは
嫌いではない。肩足だけ日焼けしてしまっていたのでもう片方も日焼けするように
お願いした。」

微妙に文章、表現は違うかもしれませんがこんなことを読んだことがあります。

真っ新の状態よりも経年変化した状態に魅力を感じるんだと思います。僕もこの感覚は
同じで、ちょっとしたB品の方が愛着湧くこともあります。買い物をした時に
「こちらの新しい商品を探してまいります」と言われますが、僕は断ります。店頭の
物でいいですと。これは人それぞれの感覚ですね。

どこで誰がどのようにして保管していたらこうなったのかを想像するのもちょっとした
楽しみの一つかもしれませんね。

1960's Italian Work Blouson "Faded Color"/ 25,000Yen+Tax


1960年代のイギリスロイヤルアーミーのシャツ。デッドストックです。
コットンドリル生地のヘビーな生地です。洗っていくと風合いが変わっていくと思います。
大きな胸ポケットがアクセントになっています。

タートルネックニットなんかをインナーに着てこの上からアウターを着てもいいですね。
サイズはMとLサイズご用意しています。


1960's Dead Stock British Royal Army Cotton Drill Shirt/ 18,000Yen+Tax


1988年製のフランス軍のジップアップブルゾンです。
非常にシンプルなデザインです。なんだか、90年代のA.P.Cやヘルムート・ラングを
思い出します。秀逸なデザインだと思います。

メンズSサイズくらいです。


1988's French Military Zip-up Blouson / 18,000Yen+Tax


そして、1950-60年代のM-47パンツ。後期型のヘリンボーン生地になります。
サイズはなかなかレアな11サイズ。ウエスト、レングスともに最小サイズです。
前回は31サイズでレングスが最小ということでしたが、今回はウエストも最小です。

少々大きいかもしれませんが、女性の方が穿いても素敵だと思います。

フランス軍のM-47パンツはとりあえず持っておいた方がいいパンツの一つだと思います。
着方の幅も広くスタイリングしやすいパンツです。何度も聞いて聞き飽きたかも
しれませんが、デッドストックで見つけるのも限界があるので合うサイズを見つけた時に
買っておいた方がいいかもしれません。


1950-60's Dead Stock French Military M-47 Trousers "Size11"/  19,000Yen+Tax

7.28.2017

LILY1ST VINTAGE 2017 AUTUMN SELECTION NOW IN STOCK

LILY1ST VINTAGEより入荷がありました。

いつも1点ずつご紹介しているうちに完売してしまうので今回は一気にご紹介。
そのためそれぞれの細かな写真は掲載しておりません。是非、店頭でご覧ください。


今回はベージュ、ブラウン、ボルドーといったカラーを選んでいます。
ちょっといつもとは違う雰囲気になっていると思います。


2000年代のイギリス軍ロイヤルアーミーのパーカーブルゾン。
サンドカモフラージュはカラーコントラストが弱いので着用しやすいのも特徴です。
通気性もあるハイテク素材は現代ならではの1着です。

ポリエステル&コットン素材で防風性、撥水性に優れています。

以前紹介したオールウェザーブルゾンとほとんどデザインは同じです。
サイズもほぼ同じでMサイズ相当です。

ミリタリーアイテム好きだけでなくアウトドア、スポーツウエア好きな方にもオススメ。

2000's British Royal Army Hooded Blouson/ 28,000Yen+Tax


1950年代フランスワーカーのためのドレスシャツ。その時代の白いシャツというだけでも
個人的には希少だなと思います(笑)打ち込みのしっかりした生地だからこそ現代まで
ボロボロにならずに残ったんだと思います。時を経ることで生まれたネップの感じが
たまりません。所々に多少の汚れはありますが汚いとは感じずなんか雰囲気を持った
シャツだと思います。

1950's French Worker's Dress Shirt/ 14,000Yen+Tax


1960年代フランスのネル素材のグランパシャツ。欧米では様々な素材の開発競争が活発に
行われていた60年代には実験的な生地が数多く生まれました。
このシャツの生地もなかなか面白い生地です。男女問わずオススメします。

1960's French Flannel Grandpa Shirt/ 11,000Yen+Tax


1970年代イギリス製ワークコート。暑い季節に着る用に作られたものだと思われます。
非常に作りが簡略的です。生地も軽いです。少しくすんだベージュというのが個人的に
惹かれたポイントです。雰囲気あるコートだと思います。

1970's Dead Stock British Work Coat/ 18,000Yen+Tax


1950年代フランスのワークカバーオールです。
タグに船と思われるマークが刺繍されている事から造船業、物流、旅客輸送など
港や船に関わる作業員のために製作された1着と推測されます。

袖のボタンのつけ方はユニークです。その理由を「あーでもない、こーでもな」と
考えるのも昔の洋服、機能服醍醐味でもあります。

鮮やかという表現が合っているかはわかりませんが、鮮やかなチョコレートカラーが
最大の魅力だと思います。紙タグ付きです。

1950's Dead Stock French Work Coverall/ 18,000Yen+Tax


1960年代リーバイスのカリフォルニアンシリーズであるピケ素材「911B」。
9番台は学生向けのシルエットラインです。

当時リーバイスの流行が大きくなりすぎたことで、リーバイスのレッドタブが不良や
ヒッピーの代名詞的な存在となってしまいました。学校やレストランでのドレスコードで
着用禁止されていた時期もあった歴史からホワイトタブやオレンジタブが生まれました。

この1本もそんな歴史からアイビーやプレッピースタイルを支えるマストアイテムとして
活躍しました。ウエストベルトのシングルステッチ、フロントのVステッチなど
リーバイス旧タイプのディティールが多く残っています。

サイズはウエスト34インチです。

1960's Levi's Pique Pants "911B"  made in U.S.A/ 16,000Yen+Tax

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trunk Tel 092-726-6605
オンラインストアはこちらから▼
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7.17.2017

Ense TOTE RESTOCK

Ense TOTEが再入荷しました。


もうtrunkではおなじみのブランドであり、そのブランドを代表するモデルですね。
2013年から取り扱ってますから丸4年経ちます。毎シーズンオーダーしています。

今回は完売していたブラックのM,Lサイズが入荷しています。

最近、顧客様から「自分の周りで僕が持っているバッグをきっかけにEnseを知って
買ってる人たちが急増してます」なんて聞いて嬉しかったです。trunkで知って近所で取り扱っているお店で買ったというお客様もいらっしゃいました。いや、ほんと嬉しいです。

これからもtrunkのアイコニックなアイテムとして提案していきたいと思います。



Lサイズは僕自身が一目惚れをしたモデルであり、Enseを取り扱うきっかけのモデルです。
Ense Shopに行った後取扱店に行って購入したのもいい思い出ですね。

trunkでも数十名のお客様にお買い上げいただき愛用していただいてます。


ちなみに僕の4年間愛用したモノです。光沢が出て黒も深くなりましたね。


出張にもよく持って行って荷物も結構重くても壊れたことないタフな子です。
このバッグに使っているステアレザーの経年変化の特徴をよく表現していると思います。



そして、Mサイズ。僕が持っても小さすぎることはないですが、個人的には
やっぱりLサイズが好きです。ただ、サイズに関しては見た目だけでなく荷物の量でも
変わってきますので、お好みのサイズを選んでいただければと思います。



そして、最後の1点となりました、ホワイトです。まさに今の季節にぴったりです。
秋冬でも使いやすいですが、夏場の軽いスタイリングにはいいですね。
僕も撮影のために持ってみて「あ、欲しいかも」と思いました(笑)
こんなスタイリングに持つといい感じです。



Ense TOTE-M
COLOR:WHITE,BLACK/ MATERIAL:COW LEATHER/ PRICE:37,000YEN+TAX
MADE IN JAPAN

Ense TOTE-L
COLOR:WHITE,BLACK,NAVY/ MATERIAL:COW LEATHER/ PRICE:50,000YEN+TAX
MADE IN JAPAN

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2.26.2017

LILY1ST VINTAGE NOW IN STOCK

LILY1ST VINTAGEより入荷したアイテムのご紹介です。
今回はまとめてご紹介します。すでに完売したモノは掲載いたしません。


1930-40年代のイギリス軍のエンジニアジャケットです。いい色です。
イギリス軍は大陸や国など遠征先によって色分けしていた時期もあるため、
このような珍しいレンガ色があったと思われます。製品染めです。

工場での大量生産されるミリタリーウエアにはその良さがありますが、このジャケットは
まだテーラーが作っていた時代のモノなので袖のつけ方だったりを見ると
ワークジャケットには思えない作りになっています。

袖には階級を示すものを取り付けれるように穴を開けていますが手縫が所々に見えます。

この大きな4つポケットのデザインがいいですね。


襟を寝かせて普通のジャケットのように着てもいいですが、立たせて着る方が
このジャケットの雰囲気はいいと思います。


コレは本当佇まいが格好いいです。
1930-40's British Military Royal Army Jacket/ 18,000yen+tax


80年代頃のU.S.Aメイドのリーバイスのデニムです。赤耳モデルです。
全体的に色落ちがありダメージもあります。所々にタタキによるリペア箇所が
あります。所有者が大事に履き続けていたものであろうと思います。


それがデザインのようになっている特別な1本だと思います。


アメリカの洗剤は日本のモノとは違って生地を硬くしたり漂白が強いので赤ステッチは
ほとんど見えないというか薄いピンクくらいになっています。

1980's Levi's Red Selvage Denim made in U.S.A/ 16,000yen+tax


こちらも同じ頃のモノですが全体的に色が薄くなります。
これからの季節には気分ですね。この手のデニムはサイズを緩く穿く感じがいいですね。
女性の方でも全然履いていただいていいと思います。


1980's Levi's Red Selvage Denim made in U.S.A/ 16,000yen+tax


そして、フランス軍のM-47トラウザーです。デッドストックです。
50-60年代の後期モデルになります。この太さが特徴ですね。

サイズは13になります。ウエストが85cmくらいで股下が短いです。
サイズ表記の1がレングスを3がウエストを表しています。10番台って意外と少ないです。
これはそのまま穿ける長さなのでウエストはベルトでギュッと絞って穿いて欲しいです。

男性だけでなく女性にもオススメです。

1950-60's Dead Stock French Military "M-47" Trousers "Size/13"/16,000yen+tax

2.25.2017

1970's~80's Dead Stock Church's NOW IN STOCK

1970's~80'sのチャーチがデッドストックで見つかりました。


チャーチはドレスシューズ愛好家の中ではマニアの方もいるくらい通好みの靴です。
年代によって作りだったり木型だったり刻印が違ったりするのでコレクターも
いるくらいです。なかなか面白いです。

今回ご紹介する靴は70~80年代のストレートチップになります。
旧旧チャーチ(オールドオールドチャーチ)とも呼ばれているものです。
チャーチはプラダグループに買収される前と後では大きく違います。


インソックにある刻印により年代分けができます。
このようにLONDONとNEW YORKの2都市のタイプは70~80年代のものです。
無都市のものは70年代より前、PARISが加わった3都市のものは80年代~90年代、
MILANが加わった4都市のものが今のものです。

プラダグループに買収される前の80年代~90年代のものを旧チャーチと呼びます。
プレプラダとも呼ばれているそうです。

ユーズドではそれなりに出ていますが、デッドストックで旧旧チャーチが見つかるのは
まあまあ珍しいのではないのでしょうか?


チャーチの手書きはちょっと字が雑で読み取りにくいです(苦笑)
モデル名が解読できないです。右と左でスペルも微妙に違う気もします。
読み取れるのはサイズ、ウィズ、木型です。

サイズは8.0 Fです。チャーチのFウィズは一般のEウィズくらいの感覚です。
結構細い木型です。木型は73ラストではなくて通好みの84ラストです。

チャーチといえば73ラスト、ストレートチップといえばコンサルかもしれませんが、
84ラストはエッグトゥで個人的にはこのモデルの方が好みです。
クラシカルな雰囲気、オールドスタイルといった印象です。



ドレスシューズ好きの僕はずっと見ていられます。素晴らしい佇まいです。
美しいですね。フランス靴よりシャープすぎずエレガントすぎず、イタリア靴より
スマートなこの感じがイギリス靴の魅力だと思います。



ソールを見ても昔の丁寧な作りが分かります。ヒールの細かい釘打ちがいいですね。

もちろん、スーツに合わせていただいていいんですが、カジュアルに履いても
個人的にはいいかな?と思っています、あえて。気にしなくていいかと。
黒のストレートチップと言ったらフォーマルな印象ではありますが、分かった上で
ファッションとして合わせが上手くできるならいいと思います。

サイズ感は他のイギリス靴のサイズよりハーフサイズくらい小さい感覚かと思います。
僕はジョン・ロブで6 1/2,7.0をエドワードグリーンで7.0を履いていますが、
カジュアルのリブソックスを履いて足入れしてそこまで大きさを感じませんでした。
トリッカーズやオールデン、パラブーツはストイックに履かず少し緩く履きたいので
7 1/2を履いているんですが、その感覚に近いサイズ感です。


1970's~80's Dead Stock Church's
size:8.0/ color:black/ material:leather/ price:37,000yen+tax
made in England

こちらの商品は通販はお受けしておりません。実際に足入れしていただき
サイズが合う方に販売させていただきます。ご了承くださいませ。